2024.10.04
着物の柄は季節に合わせる?季節ごとの柄の選び方と着る時期を着物専門店が解説
豆知識

こんいちは、着物あづまやです👘
着物を選ぶとき、
「この柄は今の季節に着てもいいの?」
「桜柄はいつまで?」
「紅葉柄は秋が終わっても大丈夫?」
と迷ったことはありませんか?
着物には、日本ならではの四季を大切にする文化があり、柄にも季節感があります。
とはいえ、「絶対にこの時期しか着てはいけない」という厳しい決まりがあるわけではありません。
今回は、創業110年以上の着物専門店「着物あづまや」が、季節ごとの着物の柄や選び方、季節感を楽しむポイントをご紹介します。
着物の柄に季節がある理由
日本には古くから、四季の移ろいを楽しむ文化があります。
着物もその一つで、季節の花や植物、風景などを柄に取り入れることで、その時季ならではの美しさを表現してきました。
季節に合った柄を選ぶことで、着物姿がより自然で上品な印象になります。
着物は季節を少し先取りするのがおしゃれ
着物の世界では、「今咲いている花」よりもこれから迎える季節を意識して柄を選ぶのが粋とされています。
例えば、
・桜柄は桜が咲き始める少し前から
・紅葉柄は紅葉が色づく前から
・椿柄は冬の訪れを感じる頃から
このように、一足早く季節を取り入れることで、より洗練された着こなしになります。
春(3月〜5月)におすすめの柄
春は新しい生活の始まりです。
明るくやわらかな雰囲気の柄が人気です。
春の代表的な柄
・桜
・梅
・牡丹
・菜の花
・蝶
・鶯(うぐいす)
春に人気の色
・桜色
・淡いピンク
・若草色
・クリーム色
・薄紫
春は卒業式や入学式、お花見など着物を着る機会も多く、やさしい色合いがよく選ばれます。
夏(6月〜8月)におすすめの柄
夏は見た目にも涼しさを感じられる柄がおすすめです。
夏の代表的な柄
・朝顔
・撫子
・桔梗
・金魚
・流水
・波
・青もみじ
夏に人気の色
・白
・水色
・ミントグリーン
・淡い紫
視覚的に涼しさを感じる柄や色を選ぶことで、季節感のある着こなしになります。
秋(9月〜11月)におすすめの柄
秋は深みのある色と自然を感じる柄が人気です。
秋の代表的な柄
・紅葉
・菊
・萩
・ススキ
・葡萄
・トンボ
秋に人気の色
・えんじ色
・深緑
・茶色
・からし色
・オレンジ
七五三やお茶会などでも人気の季節です。
冬(12月〜2月)におすすめの柄
冬は落ち着いた色合いの中にも華やかさを感じる柄が映えます。
冬の代表的な柄
・椿
・松
・梅
・南天
・雪輪
・松竹梅
冬に人気の色
・紺
・深紫
・赤
・黒
・白
お正月や新年のお祝いにもぴったりです。
季節を問わず楽しめる柄もあります
すべての柄に季節があるわけではありません。
例えば、
・七宝
・青海波
・麻の葉
・市松
・亀甲
・鹿の子
などの古典柄や吉祥文様は、一年を通して着用しやすい柄として人気があります。
初めて着物を選ぶ方は、このような柄を選ぶとさまざまな場面で活躍します。
季節外れの柄はマナー違反?
「季節外れの柄を着てしまったら失礼?」
と心配される方もいらっしゃいます。
現在では昔ほど厳しく考えられることは少なく、普段のお出かけやカジュアルな場面では、ご自身のお好みで楽しむ方も増えています。
ただし、結婚式やお茶会など格式のある場では、季節感を意識した柄を選ぶとより上品な印象になります。
迷ったときは、着物専門店へ相談するのがおすすめです。
柄だけでなく帯や小物でも季節感を楽しめます
季節感は着物だけでなく、
・帯
・帯締め
・帯揚げ
・半衿
・草履・バッグ
などの小物でも演出できます。
同じ着物でも、小物を変えるだけで印象が大きく変わるため、季節に合わせたコーディネートを楽しめます。
着物選びに迷ったらお気軽にご相談ください
着物は柄だけでなく、色や帯、小物との組み合わせによって印象が大きく変わります。
「どの柄を選べばいいかわからない」
「この季節に着ても大丈夫?」
「入学式や七五三にはどんな柄がいい?」
そんな時は、お気軽にご相談ください。
着物あづまやでは、創業110年以上の経験をもとに、お客様のご用途や季節に合わせた着物選びをお手伝いしております。
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